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【実践者が教える】建築VRの活用事例とおすすめデバイスまとめ|synschismo

けんちくは、私たちはsynschismoというグループで主に空間のデジタル化を行っています。

今回は、近年話題沸騰のVRについてお話したいと思います。

VRの具体的な取り組みだけでなく、おすすめのVRデバイスも紹介するので、ぜひVRに挑戦してみてください!

プレゼンテーションにも役立つ大きな武器になると思います。

VRでは実際にその場にいるかのような体験ができる

VRとはVitual Reality(人工現実感)のことで、そこに「実際」にはないものを、あるかの如く振る舞わせたり表現することをいいます。

例えば、VRジェットコースターであれば、実際に乗っているわけではないのに、浮遊感をえたり滑り降りる時の恐怖感をえたりする感覚をイメージしてみると分かりやすいかもしれません。

また、VRと聞くとヘッドマウントディスプレイ(HMD)というゴーグルのような機器をイメージしますが、広い意味でいえばテレビやゲームもVRの仲間だったりします。ここでは皆さんがよくイメージされるHMDを使ったVRを使った事例について紹介します。

synschismoメンバーが取り組んでいた事例を紹介

VRだから出来るバーチャルならではの体験 - VRUU

私は以前synschismoとは別のプロジェクトチームで宇都宮大学のバーチャルキャンパスを制作しました。大学のキャンパス一帯を、バーチャル空間上に再現し、コロナ禍でも高校生にキャンパスライフを体験してもらうことを目指しました。

写真は、バーチャル講演会の様子です。バーチャルキャンパスを端的に表すのであれば「いつでも・どこでも・何でも・誰でも」な世界。このVRの魅力を建築に取り込むことで、建築にできることをさらに広げられると感じています。

オープンキャンパス開催中に、自分自身も、バーチャルキャンパスをVRで歩き回ったり、眺めたりしたのですが、実際にキャンパスを訪れたかのような体験ができるだけでなく、リアルキャンパスでは出来ない、バーチャルだからこその体験ができるなど、通常とは違う景色を眺めることでリアルキャンパスの魅力を再発見できました。

上空100mの世界からキャンパスの景色を眺めることで、使われなかった土地の有効活用へ繋げられるかもしれません。

各社でのVR活用事例を紹介

企業ではさらに実用的なVRの活用事例みられます。ここでは、いくつかの企業で行われているVRの活用事例を紹介したいと思います。

住宅用VR バーチャル空間体感システム

ある工務店ではバーチャル上で住宅づくりのシミュレーションやプレゼンテーションが行われています。

建物が完成する前から実寸大で建物の雰囲気を味わうことができますし、簡単に壁紙・床材などの模様替えができるので、施主が理想の住まいのイメージを伝えやすくなると考えられます。

住宅を注文する側では、十分にイメージできない細かい仕上がりや雰囲気などをVRを通して伝えることができるので、満足度の高いサービスを提供することができます。

Holostruction

施工現場ではよりスマートな施工が行われています。OYANAGI CONSRUCTION INC.では施工の際にMR(Mixed Reality。VRが視野全体をCGで覆うのに対し、現実の風景にCGを重ねている)を使って、施工時のコミュニケーションや情報へのアクセスを効率的に遂行できるようなソリューションを提供しています。

現場で図面をみるかわりに、デジタル化された出来形のモデルを見ながら作業できるミライがすぐそこにあると感じられる事例です。

おすすめのVRデバイス

VRデバイスには、スマホから始められるものや、PCが必要なもの、VRヘッドマウントディスプレイだけで遊べるものがあります。

最後に、それぞれのおすすめVRデバイスを紹介します。

Android・iPhone対応のスマホ用VRデバイス

サンワサプライ MED-VRG3

AndroidとiPhoneのどちらにも対応しているスマホ用のVRデバイスです。ゴーグルの部分にスマホを挟み込むだけでVRコンテンツが楽しめる入門におすすめのデバイス。

焦点距離を調整できるダイヤルや、ヘッドホンが一体となっているため、没入感を高めてくれます。

スタンドアローン型のVRデバイス

Oculus Quest

私のおすすめはスタンドアローン型のVR「oqulus quest2」です。PCに接続する必要がないので、高性能なPCを用意する必要がなく、比較的安価に高品質なVRコンテンツが体験できます。このデバイスさえあれば、自分の設計した建物の3Dデータを見ることもできます。

PC接続型のVRデバイス

HTC VIVE Pro

こちらは、外部センサーを設置する高性能なVRデバイス「HTC VIVE Pro」です。VRで遊ぶ部屋にセンサーを設置するためトラッキング精度が高く、身体を激しく動かすようなVRコンテンツで高い没入感が得られるデバイスになっています。

ハイエンドなデバイスであるため、PCの要求スペックが高いのでこれまで紹介したデバイスと比べて高価です。VRに慣れてきたら挑戦してみてもいいかもしれません。

おわりに

今回は、VRについて、synschismoからの事例とその他にVRを活用している先行事例を紹介しました!

VRを導入して損することはないと思うので是非挑戦してみてください。

私たちは、栃木県大谷町にある約2万㎡の地下空間を3Dスキャンし、データ活用を促進するためのプロジェクトを行っています。

高精度かつ広域な3Dスキャンは、機材はもちろん現地の方との調整が必要であったりと取り組みが容易ではありません。私たちは、地下空間のデータ化を率先して行いオープンに公開することで、様々な方がそれぞれに実験を行える環境をつくりたいと考えています。

是非、プロジェクトページにアクセスいただき、活動を応援してくれると嬉しいです。

https://www.synschismo.com/odap

また、synschismoのホームページでは作品やブログを掲載していますので合わせてご覧ください。

synschismo | シンシズモ

 

 

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