どうも、柴田です。
元プロボクサーから独学で建築家により、
現在も数多くのプロジェクトをこなして、第一線で活躍している。
巨匠、安藤忠雄。
いや、、、忠雄様とゆうべきなのかもしれない。
ということで安藤忠雄様の今世紀最大規模の展示会、、、
安藤忠雄展に行ってきました!!
2017年9月27日(水) ~ 12月18日(月)までやっていて※毎週火曜休館 まだ行っていない方・忙しくて時間がないと行かない理由を探している方は学校・仕事を休んででも今すぐにでも行くべきです!! ちなみにこの記事では忠雄展のネタバレではさけたいので展示ないの話はほとんどしません!! 皆さんのファーストインプレッションをへらしたくないので、ぜひ自分で安藤忠雄展には自分で行って感じて来てください。 ということでぼくも学校休んで突撃しました!!
とりあえず、夜行バスで東京に到着しました!!
安藤忠雄展に行きたい!!
そんな気持ちだけで来たため、どこで開催されているのかも知りませんでした。
調べてみると、
場所は新国立美術館
最寄り駅は、東京メトロ千代田線乃木坂駅 !!
詳しくはコチラ↓
電車で約30分後、、、、、
乃木坂駅に到着してから美術館に直通している青山霊園方面改札6出口に向かうと、
なんと駅内でチケットが売っているではないか!!
チケットを会場で買えないほど人気なのか、、、期待が上がります。
早速、乃木坂駅内でチケットを購入することに
値段は
当日だと 一般1500円 大学生1200円 高校生800円
前売りだと一般1300円 大学生1000円 高校生600円みたいです。
詳しくはコチラ↓
【安藤忠雄展情報】
学割があるので学生証を忘れないようにしてくださいね!!
チケットをひっさげて出口を出た瞬間、、、

はやる気持ちを抑えられず、、、

全力でダッシュするも、、、

日々の運動不足から、、、

疲れて、こんな短い距離で息切れしました、、、
(運動をしなくては、、、)
そして息を整えてから

会場に潜入すると、
開場時間が10時で、
僕が到着したのが10時30分だったんですけど、もはや忠雄展の周りに人だかりができていました。
くそ、、、学校休んで平日に来たのに
(人混みに巻き込まれる予感が、、、)

チラっと展示会場内がシャレた開口から見えました、、、
案の定、展覧会内が見える景色は人混みがものすごい
例え、平日の朝であってもすごく混み合っているようです!!
ほんとにゆっくり見たい方は10時より前に来て一番の乗りするか。
終わりがけの時間を狙ったほうがいいのかもしれません。
ようやく会場に入れる(*´ω`*)
スタッフ「音声ガイダンスご利用の方コチラでーす」 柴田。「、、、音声ガイダンスだと!!」 今回の展示会には音声ガイドがあり、 展示作品を安藤忠雄自身があなたの耳元で解説してくれるみたいです!!
こんな贅沢な機会はありません。
500円ほど掛かるのでチケットを購入していても財布はまだ出せるようにしておいてくださいね!!
そして、潜入するとまたもや声が
警備員さん「ここからは写真等はごえんりょくださーーーーい」
という声が聞こえました。
「等ってなんだ!? 」というのは置いといて
会場内は基本的に写真撮影は禁止のようなので気をつけてくださいね!!
(一部のみ撮影可能)
そして安藤忠雄展を堪能していると
展示も終盤に差し掛かった時
なんとこんなモノがありました。
それは

あれ、、、
なんで、、、、
光の教会がこんなとこにあるんだ!!
と思ったら今回の目玉展示の一つとして
1989年に安藤忠雄が設計した大表作の一つ「光の教会」の1/1展示があるんです。
下調べなしで乗り込んだ僕からしたら非常に驚きました、、、
正直これだけでも、1200円以上の価値はあるような気が、、、
ちなみに、
この展示は写真撮影OKみたいなのでバンバン撮影しちゃってくださいね。
ようやく展示を見終わった頃には、圧倒的な幸福感に包まれていました。
そしてこんなメッセージを受け取ったような気がしました。
将来不安の僕ら(建築学生)に勇気とヒントをくれた。
安藤忠雄展にいって、
安藤忠雄様の人生、思考、作品、心意気にふれました。
そこで建築学生の僕が感じたのは、
今、僕ら(建築学生)が感じている将来不安に喝(カツ)を入れてくれたような気がします。
今、僕らがこれから建築家としてやっていくことを考えると、
まずは、アトリエに行くべきか。
組織設計に行くべきかで悩み。
お金は組織のほうがいいのかな、、、だとか
このアトリエは労働環境がエグいから止めとこうだとか。
アトリエや組織で頑張って
認められたら、独立しても設計の仕事を回してもらえるからな、、、とか
自分をブランディングするためには今の建築家と作家性を差別化するべく斬新で埋もれないモノを作らなきゃだとか
とにかく邪念が多すぎることに気付かされました。
多分、相当賢い人でも自分を意識的にブランディングして周りと差別化を図りながらクライアントや環境に最適な建築を考えることは難しいんです。
そんな考えの時点でもう半分自分に敗北しているのかもしれません。
安藤忠雄展の今回のテーマには
「挑戦」という言葉を選んでいました。
どの依頼であれ、常に常識にとらわれず、
「挑戦」を繰り返してきた安藤忠雄の建築には不思議な力があり、
そんな彼の建築に心を動かされた人々が「彼の目指す建築」を「建築足るもの」にしていくみたいです。
安房忠雄の建築は一見住みにくそうだったり、ちょっと使い勝手が悪かったりするように感じる部分があります。
多分、住宅もとんでもなく寒いんだろう、、、と思います。
ですが、
ただ、クライアントの住みやすい建築を提供するのではなく、
クライアントも周囲も一緒になって育てていける愛らしさのようなものを彼は建築して残しているのかもしれません。※個人の見解です
そんな感覚を覚える展示を見ていると自分たちの考えの小ささに恥ずかしくなってきました。
おそらく、圧倒的な熱量で「挑戦」を続けて来た結果が安藤忠雄の今の地位を気づいたのかもしれません。
そして、自分も「まずは挑戦をやめず、意志を貫くべきだ!!」と背中を押された気がします。
まだ、安藤忠雄展に行っていない建築学生は今自分が抱えているモノへの糸口が見えるかもしれません!!
ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか。
