コンペ

建築コンペに勝てない学生は『ありもしないレール』から外れよう

どうも、現役建築学生のしばたまるです。

「建築学生は自分の勝てる土壌を作るべき」だと思います。

 

なぜなら

あなたがあると思っているレールは存在しないからです。

建築学生が信じるレールとは何か

建築学生が信じるレールとは、

多くの人がコンペに躍起になり、コンペの作品の完成度や賞歴だけで他者と差別化しようとする流れのことです。

 

実際、建築学生の9割以上はコンペの作品の完成度や賞歴だけで他者と差別化しようとして負けます。

その結果が積み重なると、卒業時には自分が望む設計事務所や就職先に入れずに建築家としての道を自然に諦めるか。名のしれない設計事務所に入って、いつかのチャンスを待ち望むことになりますんです。

 

もちろん、コンペに取り組むことが悪いと言っている訳ではありません。

コンペや卒制のように課題に対して紳士に向き合う時間や過去の作品にもう一度取り組むことは非常に価値のあることだと思います。

ですが、

わざわざみんなと同じコンペに挑戦して、

似たジャンルの作品をのせて、

その中の完成度や賞歴だけで競う選択をコゾってしなくてもいいんじゃないかなぁ?

と思うんです。

 

というのも、

コンペの賞歴や作品の完成度で他者との差別化を測ることはライバルがもっとも多く周囲と差がつかない土壌なんです。

この土壌でたたかう場合、ほぼ全ての建築学生と争わなくてはなりません。

つまり、

全国に10000人建築学生がいるとしたら10000人がライバルになり、

そんな競争率の高い土壌で勝ち抜ける人は全国でトップクラスのコンペ力や設計力を持つ限られた人だけなんです。

 

こんなに困難な道はありません。

ですが、大勢の学生は「みんながこの土壌に集まっているから」「みんながコンペに取り組んでいるから」という理由でヌケヌケとその土壌に集まり、圧倒的な実力差でカモにされます。

つまり、

多くの建築学生が頼りにしていた王道ルートは、多くの人が取り組むがゆえに周りと差別化することがもっとも困難なルートだと理解してほしいんです。

 

「じゃあどうすればいいだよ。」と思う人もいると思いますが答えは単純です。

自分の勝てる土壌がなければ、自分で土壌を作ればいい。

王道の土壌で勝てないのであれば、自分で勝てる土壌を作れば良いのです。

 

それこそが最も周囲と自分を差別化するための手法ではないでしょうか?

 

例えば、

「コンペに一ヶ月一回取り組むことを一年間続けている人」と

「一年間でクライアントを探してプロジェクト立ち上げて成し遂げた人」

のどちらが他者と差別化をしやすいと思いますか?

 

完全に後者ですよね。

 

だって、

前者の人が取り組んだコンペは他の人も取り組んでいる可能性があるけど

あなたが立ち上げたプロジェクトはあなた以外に実行した人はいないんですから。

 

このように元々存在する大きな土壌よりも、

自分で土壌を作ったほうが掛けた時間は同じでも他者と差別化できる度合いが大きく変わってくるんです。

あなたには周囲と決定的に違う経験やスキルがありますか?

「あなたと他の学生と違いはなんですか?」と聞かれた時に

「自分は他の人と何が違うんだろう、、、」と思ったなら。

それは、

あなたがこれまで自分でレールをしくことを避けて、多くの人が通ったレールをいかにも自分の道かのように通ってきた証拠だと思います。

 

中にはそのレールの中であっても自分と周囲の差を示せる猛者もいますが、多くの人はそうではありません。

優先すべきは「自分と他者との違いをつくること」ではないでしょうか?

 

ぼくはコンペで勝てることは1つの才能でしかないと思います。

決して建築の才能を物語るものではありません。

 

もし、あなたにコンペで勝てる自身がないのであれば、

自分勝てる土壌をつくるために時間を使ってはどうでしょうか。

 

 

という文章を発信するのも、僕の小さな差別化の一つです。

ABOUT ME
しばたまる
人間を家具にすることが趣味です。世の中は便利なモノで溢れてるので「無駄な家具」を考えてます。