
けんちくは、しばたまるです。
今回のテーマは実現しなかった幻の建築物について。
いわゆる都市伝説的なやつですかね笑
実は実現していないのにも関わらず、今でも語り継がれている建築物があるんですよ!
謎の設計者が考案した象型の建物から、あのアイザック・ニュートンの記念党、ロシア革命時に提案された東京タワーを超える大きさの謎めいた塔まで。
きっとゾクゾクすると思いますよ◎
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こんな都市伝説もあるぞ!って教えてくれると嬉しいです!
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【都市伝説】実現しなかった幻の建築3選
現存する建築物だけでなく、実現していないのにも関わらず、語り継がれる建築が存在する。
実現しなかった理由は、資金や技術や規模などいくつも考えられるが、そんな奇想建築は今見ても斬新で驚きにあふれているものがある。
今回紹介する建築は以下の3つ。
- 勝利の凱旋象
- アイザックニュートン記念堂
- 第三インターナショナル記念塔
それでは1つ1つ見ていこう。
勝利の凱旋象
1つ目は勝利の凱旋像。
1758年に一人のフランス人建築家リバールが提案した、ゾウの形をした2階建ての建築物。
パリのど真ん中を敷地としていて、フランス国王を心からたたえる証として設計を行ったものとされている。
ゾウの形をしたこの建物の中央には各部屋につながる部屋を設けていて、鼻の先からは水が出る噴水は周囲の目を引くような設計になっており、
内部空間は主室、食堂、大広間からなっており、一つ一つとても規模の大きく、
特に食堂は森林を模した装飾品で飾られ壁には柱の代わりに木が立ち並び、室内に川が流れるといったなんとも独特な設計がされている。
設計者のリバールは謎に包まれている建築家で、このリバールという苗字以外は名前すら明らかにないない。
そんな無名の建築家が考えた提案は実現には至らなかったが、今でも国内外にとどまらず影響を与えている。
アイザックニュートン記念堂
2つ目はアイザックニュートン記念堂。
その名の通り、アイザック・ニュートンの記念塔として提案されたもので、当時ほぼ無名であったE.N.ブーレーによって1784年に 描かれた建築物。
直径150mの巨大な球で構成されており、実際に建設されれば、ギザのピラミッドよりも大きなものとなる。
この建築のもっとも特出すべき点は、建築空間を用いて光と闇の対比関係を構築し、宇宙を表現したものであること。
空間の内部は球で覆われた暗い空間になっており、その壁に小さな穴をたくさん開けることで太陽の日が差し込むと暗い内部空間では頭上一面に星空が広がるような景色が広がっている。
そんな光と闇を見事に対比させた空間そのものを、宇宙解明に取り組んだニュートンに捧げる建築物として提案したのだ。
何かの功績を残した偉人の記念碑を建てる際、その人物を銅像的に表現するものは数多く見られる中、建築を媒体として空間表現に落とし込んだこの提案の魅力は今でも設計者の中で人気な理由の1つと言えるだろう。
第三インターナショナル記念塔
3つ目は第三インターナショナル記念塔。
20世紀、ロシアでは1917年にロシア革命が起きており、ヨーロッパの広い範囲に共産主義がもたらしたと言われている。
そしてその革命の記念碑として、タトリンにより提案されたのが第三インターナショナル記念塔だ。
この建物は高さ400mほどの鉄とガラスでできた螺旋状の塔で、本当に建設されていれば、当時には世界一の高さを誇る建築物になっていただろう。
この建築は、陰謀がはびこっていた皇帝時代のロシアとは違い、透明性を持った新しいロシアの姿を表現するために設計されている。
塔の骨組みの内側には4つの幾何学的図形の建物が縦に配置され、それぞれ違った速度で回転することで、透明性と革命を象徴しているのだ。
しかしながら、原料である鉄の不足や不況などによりこの記念碑の建設は後回しにされ、実現することはなかった。
それでもこの提案は多くの人の心をつかみ、今でも構造主義の名作として残り続けている。
今回のまとめ
はい。どうだったでしょうか?
実現していないにも関わらず、現代に集り継がれている建築として物凄いパワーありますよね。
ぼくも将来はそんな建築を提案できる設計者になりたいものです。
そんな建築たちが紹介された書籍もあるので、気になる方はぜひ見てみてくださいね。
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▼参考書籍