建築

民泊ビジネスは儲からない?民泊事業者にリアルな今を聞いてきた

ども、しばたまるです。

今回は「大学では教えてくれない民泊の話」を聞いてきました。

民泊ってここ数年で話題に上がってはいるけどリアルな情報ってあんまり入って来ない。話によると法律が整備されたのが丁度2018年の6月らしく、業界全体も今すごく変化している見たいなんですよ。

ということで今回は民泊ビジネスを16才から初めて、現在は民泊の清掃代行業を経営するかむろこうたさん民泊業界のリアルな今をインタビューしてきました。

  • 民泊業界の現状はどうなってるの?
  • 民泊って今からでも稼げるの?

など民泊業の今後や裏側をサクッと取材したのでぜひチェックしてみて下さいね!

取材スタート


今回はよろしくお願いします!

 


はい。よろしくお願いします!

 


ぼくずっと民泊ってなんなの?って気になってたんですけど、建築を普段専攻してても習わないんですよね…なんせ最近の話なんで。

今更なんですけど民泊の現状とかリアルな話をお聞きしたいです。

 


そうですね。ぼくが民泊ビジネスを始めたのが4・5年前。でも今は民泊新法の影響で稼ぎ始めた人がドンドン撤退していって、ゲストハウス業とか他の業界に移っちゃってるんですよね。

だから、大学に話が回らないのはしょうがないんじゃないかと思いますよ。

 

Q.今はどんな民泊ビジネスをしてるんですか?A.今は清掃代行ビジネス


かむろさんはどういう民泊ビジネスをしてるんですか?

 


え〜今は民泊専門の清掃代行業をやってますね。

でも民泊事業を始めた4年前は父親の持つ分譲マンションの持ち物件のワンフロアを民泊用に利用して運営し始めましたね。

規模は最大14部屋の物件でした。

 

-清掃代行業とは-

民泊でお客さんが使用した部屋の掃除を代行するのビジネス

 


それって実際どのくらい需要あるんですかね?(儲かるのかな…)

 


そうですね~ぼくが始めたのは二年前なんですけど、当時はまだ民泊を運営してる人も少なかったし、民泊専門の清掃代行業も少なかったですから。

なので民泊の運営以外にも事業を拡大しようと思って清掃代行ビジネスを始めたんです。

 

Q.今から民泊ビジネスを初めても儲かるの?A.儲からない


今から民泊を始めるってなったら何をすればいいんですかね。というか今からでも稼げるんですか?

 


正直、今のタイミングでは稼げないですね。

今年2018の6月に民泊新法が出来たし、旅館業は規制緩和したんで一層民泊で稼ぐのは厳しくなっています。

 

-民泊新法(住宅宿泊事業法)-

住宅やマンションなどの空室を利用して観光客・旅行者などに宿泊サービスを提供する民泊についてのルールを定めた法律の通称。

参考:コトバンク

 


(ふむふむ)

 


でも2020年にオリンピックがあるし、大阪では万博があるし、旅館業と一緒でいづれかは規制緩和するかなって踏んでますね。またどんな風に規制緩和するかは何とも言えないんですけど、

始めるタイミングはまた来るんじゃないかなって思ってます。

 


確かにまた何かのタイミングで民泊の規制も緩和されそう!

 


はい。ただ今は民泊新法ができて年間180日しか物件を貸し出せなくなったので、賃貸で借りて民泊として貸し出そうとしても単純に収益が半分なんです。

逆に民泊始める資金があるんだったら旅館業とってゲストハウスとかやっちゃった方がいいですよ。旅館業とっちゃえばそもそも365日出来るので。

 


そうなんですね!(今から民泊は厳しいのか…)

Q.民泊って元から法律とかなかったの?民泊新法って何?A.民泊新法は…


民泊新法
って何なんですか?元々法律とかなかったんですか?

 


まず、今まで民泊自体の法律がすごい曖昧だったんですよ。旅館業に触れるか触れないかくらいのグレーゾーンだったんです。

結局、自分の家を貸し出して収益を得る行為なワケだから旅館業には触れるんですけど申告なしにやってる人が多くて、ホテルや旅館に元々は行く予定だったお客さんが民泊の方に流れて行ってたんですよね。

それでホテルの業界の人たちが民泊はダメだって言い出して、政府が動いて民泊業として貸し出せる日数を年間180日にしようってなったんです。

 


そんな背景があったんですね!

 


はい。東京の大田区では民泊の可能性を試すために365日民泊を運営できる特区に指定されているんですけど、ぼくの運営してる名古屋を含めた他の地域はダメなんですよね。

 


(民泊の規制の緩い特区があるのか!)

 


また民泊は元々ホームステイ見たいなカジュアルな形だったんですけど、その影響で不動産業界からも色々言われ始めちゃったんですよね。普通に考えて「自分たちが賃貸で貸してんのに民泊の運営で回すな」って思うじゃないですか。

 


たしかに!

 


そういう各業界の声もあって民泊新法では年間で民泊として貸し出せる日数が180日になってるんですよね。

その影響で単純に営業出来る日数が半分になったので収益つかなくなって、民泊事業から撤退する人がめちゃめちゃ増えたんですよ。

 


(ふむふむ…)

 


それに加えて旅館業も規制緩和が行われたんです。

旅館業は規制緩和で分業マンションの建物の構造上の構造によって一部屋だけでも旅館業は取れるようになったんです。だから余計に今のタイミングで民泊を始めても確実に稼げないんですよね。

 


最初は民泊の目新しさもあって法律も整備されてなかったからやりたい放題やれてた部分もあったんだけど、

今は旅館業界とか不動産業界に挟まれて弱体化しちゃってるし、新規参入は割と厳しいって感じなんですね。

 


今じゃないって感じですね。

だってぼくが始めたのは4・5年前で当時16才の時なんで今は相当遅いと思います。結構、ぼくの所に「民泊始めたいんですけど」ってアドバイス求めてくる人も多いんですけどやっぱ今じゃないんですよね。旅館業みたいに規制緩和を待つか、最初からゲストハウスを運営しちゃうのかのがいいですよ。

 


ぼくも実際二年前くらいに民泊をやろうと思って常滑にいって物件とか探してたんですけど、もう物件を中国の人が買っちゃってたりしたんですよね。

 


今名古屋にも中国人のオーナーさん結構多いですからね。正直、二年前でも新規参入は厳しいかもですよ。

 

Q.民泊ビジネスで大変だったことや良かったことは?A.評価を上げるまでは苦労しました


民泊運営で大変だったこととか、民泊ビジネスをやって良かったこととかありますか?

 


評価を上げるためにチラシを置いたりだとか、色々しましたよ。特に徹底的にやってたのが直接利用者にカギを渡すことでしたね。

だから、結局そこにいないといけないじゃないですか。最終的にはスタッフ雇ってやったんですけど、何時につくかわかんないっていうお客さんに対してそれをするのが大変でしたね。

あとぼくはエアビーアンドビーを民泊で利用してたんですけど、メッセージのやり取りとかがスマホでできるから、どこにいても仕事ができるのは良かったです。

 

-Airbnb(エアビーアンドビー)-

宿泊施設・民宿を貸し出す人向けのウェブサイト

サイトはコチラ

 


最初は貸出物件の評価をあげるために苦労して運営してある程度回るようになったら自動化してくってことですかね?

 


そうですね。元々、交流メインでホームステイのビジネスだけど、ぼくは部屋の鍵は渡したあとはフリーでやってたんですよ。

ゲストからしたら交流したい人もいれば「好きにさせてくれ」って自由にしたい人もいるので、ぼくの場合は自由に名古屋に滞在したいっていう人をターゲットに絞ったから上手く物件を回せたんだと思いますね。

 


勉強になりますw


最初に見る説明書きに「カギだけ受け渡して後はフリーだよ」って書いてあったから結局交流したい人は来なかったですし。その変わりに動物園とか水族館のチラシとかその辺りのサービスはしっかりしましたよ。

 

Q.民泊事業やる際にデザインで面で気をつけていることはありますか?A.壁紙とかは…


民泊の事業とか始める時に最初は設備投資に結構お金がかかるじゃないですか。ぼくの感覚だとデザインにお金をかける人ってあんまりいないように感じるんですけど実際どうなんですかね?

 


ぼくの場合は壁紙とかは一部屋一部屋変えましたね。いやこれデザインになるのかな?

 


もちろんいいと思います!

 


なので、ぼくの運営してる物件の場合はリピーターが結構多くて次は別の部屋って決めてる人も多かったですね。飽きさせないために戦略じゃないですけどその辺は変えていきましたよ。

 


そうなんですね!

最後にかむろさん自身は民泊業を16歳から運営してきたのちに清掃代行業で地盤をきづいてきて、今は民泊始めるのが現状として厳しいのが現状じゃないですか。

ここからどういう業界に進みたいとかってあるんですかね?

 


どういう業界に進むっていうのか一切考えてないんですけど、とりあえず民泊じゃなくても色んな事業をやってみるっていうのがぼくの1つのスタンスなんで色々挑戦してみて自分が合うものや合わないものを見極めていくと思います。

結局やらないと自分に合う合わないってわかんないじゃないですか。

 


(かっけぇ…)

 


今はTwitter仕事づくりサポートをやってるんですけど、個人の得意分野を活かしてこういうことをやりたいっていうのがあれば、ぼくがサポートするっていうサービスをやってるんですよ。

もちろん不動産業界もそうですし、ホテル業界とかもいづれは行きたいですけどまずはやれることをやっていくって感じですかね。

 


そうなんですね!ありがとうございました。(なんか学ぶこと多いなw)

 

あとがき

ということで今回は「大学では教えてくれない民泊の話」を聞いてきました。

実際のリアルな話を聞けたんじゃないでしょうか!

大学だと設計とかデザインとか歴史のことばかりで、建築ビジネスの話って全然聞かないから面白ろかったです。

実際、建築って維持するのにもお金がかかるし、建築を運用している人の話をもっと聞いていきたいなぁ~

おしまい

ABOUT ME
しばたまる
人間を家具にすることが趣味です。世の中は便利なモノで溢れてるので「無駄な家具」を考えてます。