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けんちくは、しばたまるです。

今回のテーマは一級建築士試験の勉強を始める前に必要な知識について。

やっぱり一級建築士の資格が欲しい!

そう思ったので一級建築士として設計事務所を経営しながら、年間1000名限定で一級建築士の受験指導の実施をしている。

資格試験のプロフェッショナルの荘司和樹さんに「資格試験について」や「どうすれば受かるのか」「独学か通学か」など気になることをまるっと聞いてきました。

動画の中で過去問20年分やれば絶対に合格できるって言ってる所がハイライトです笑

一級建築士試験に挑戦しようと思う君!ぼくと一緒に勉強しましょ〜!

Q.一級建築士資格ってなに?

建築物の設計から工事管理を行うための資格。

この資格がないと大きい建物を設計することができない独占資格でもある。

建築家という言葉は定義が定まっていないため、誰でも名刺に書くことができるが、建築士は資格試験に合格していないと名乗ってはいけないし、

大手でも小規模のアトリエ設計事務所でも、工務店でも、

一級建築士資格は社会的な戦闘力を図る指標として見られることが多いので設計者として生きる上では重要な資格。

一級建築士と二級建築士の違い【補足】

一級建築士資格は国土交通大臣から免許を交付されるが、二級建築士は各都道府県知事から免許を交付される。

また二級建築士は住宅規模の設計のみ可能となるが、一級建築士には設計できる建築物に制限はない。

そのため大きな建築物を将来的に設計したいのであれば必須。

Q.一級建築士試験の受験はどんなことをするの?

計画、構造、環境・設備、施工、法規の座学を4択で行う学科試験と、

課題にたいして6時間半で即日設計を行う設計設計製図試験の2段回の試験になっている。

学科試験の合格率はだいたい10%〜20%程度で、これにパスする製図試験でここで合格すれば資格を取得することが出来る。

Q.受験に実務経験は必要ないの?

現在は受験するのに実務経験は必要ない。

2019年までは大学の建築学科(またそれに準ずる学校)を卒業して2年間の実務経験がないと受験資格は与えられなかったが、

2020年から資格試験に合格した後に実務経験を積めば、資格をもらえるようになった。

Q.一級建築士試験はいつのタイミングで受験するべき?

とにかく早く資格を取得してしまった方が良い。

もし在学中から過去問を勉強すれば、学科試験は合格できてしまうし、実務経験を積むと分かるけど、設計の仕事は面白いし、仕事を始めると徐々に忙しくなる。

そうすると勉強する時間は残念ながらなかなか取れないし、会社でも出世レースから外れたり、

事務所でも一級建築士の数で設計の入札が有意になったり、それが社会評価にもなる。

これからは特に個人の時代になると思うので、

もし自分が事務所をやりたいと感じた時に建築士資格を取得してないと自ら事務所を開くこともできないし、誰かを雇わなきゃいけなくなるので、

とにかく早く取得することをおすすめする。

Q.一級建築士試験を合格するために何すればいいの?

自社で毎年データを取っているが、過去問20年分をマスターすれば、確実に合格ラインを超えることが分かってる。

ただ過去問20年分をやるのが大変。

もし今学生なら、教授人に聞いたりしてそこをクリア出来るように勉強すると良い。

また大学の授業と並行して勉強すると実務に必要な知識を意識しながら学べるので、授業も面白くなる。

Q.資格の勉強をするなら資格学校か独学かどっちがいいの?

ケツ叩いてくれないとやれない人は絶対に通学。

その際に資格学校を決める際は周囲の先輩にヒヤリングすることが重要だと思う。

するとこの学校のこの先生が良いとか教えてくれる。とにかく近いからという曖昧な理由で決めないこと。

でも自分でマネジメントできる人は独学でも全然合格できる。

独学を学習する上で踏まえて欲しい3つのポイント

独学のポイントは以下3つ。

①ゴールを明確にすること

②ゴールに向かう手法を効率化すること

③モチベーションを維持すること

とにかく過去問20年分やれば絶対に合格できるので、まずはゴールを明確に意識してモチベーションを維持しつつ取り組むことが重要。

この機会に自分のマネージメント力を高めておきたいのであれば、独学もいいと思う。

Q.効率的な勉強方法は?

学科試験の勉強方法

まずは過去問を20年分揃える。

次に建築基準法は年々アップデートされているので、最新版の改正内容をおさえる。

それができたら、暗記系科目(計画、施工)はあとで理解系科目(構造、環境・設備)から取り組むと良い。

法規も法令集の発売日にもよるが先に勉強すると時間がかかるので後が良い。

二次試験(製図試験)の勉強方法

まずは過去の試験内容がどんな内容で、どういった答案が合格答案なのか抑えることが重要。抑える方法は合格した先輩5人から再現答案を見せてもらって、実際にヒヤリングするのが良い。

教育的裏指導(荘司さんがやっている試験指導)では日本で唯一合格答案を再現図を起こしてネットに一定期間公開しているので、それを参考にすると良い。

製図試験は画一的なマニュアルに乗っかると不合格になる。

試験元も対応策の定型化を嫌っていて、回答も一部しか公開していないくらいなので、そこだけは覚えておいて欲しい。

今回のまとめ

はい。どうだったでしょうか?

とにかく今回の取材で一級建築士試験合格への道が明確になった気がしています。

「まずは過去問20年分を実施して合格ラインを突破。製図試験は画一的な回答では合格できないので実際に合格者にヒヤリングしつつ勉強すると良い」

これだけは頭に入れておくと良さそうです!

ぼく自身、将来的にはやっぱり一級建築士資格が欲しいし、個人的にもすごい助かりました笑

他にもこんなことが聞きたかったとか、こんな内容も取材してみて欲しいって要望があれば、公式ラインの方にコメントいただけると嬉しいです◎

ということで、しばたまるでした。じゃあね。

 

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