けんちくは、しばたまる(@yabaikagu)です。
この記事では「組織設計事務所への就活法」を紹介。
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ぼくも大学4年くらいまではバリバリの大手の組織設計事務所の狙いだった。まぁそれが徐々にそれていって結局はフリー。悪く言えばニートになってこうして記事を書いている。
でもね。組織設計事務所に就活するために色んな情報も集めたし、実際にぼくの友人や先輩も何人かは今から紹介する設計事務所の設計部に入社しててその話もめちゃめちゃ聞いたからここにこっそり書いておくね。
あといちいち設計事務所の名前を検索して見ていくのもしんどいと思うからここにリンクやある程度はまとめておく。そしてぼくの変わりに入社してくれ。
目次
組織設計事務所のランキングなんて嘘っぱち
それではまず最初にこれだけは言わせて。
ネットに落ちてる給料ランキング情報はほんとかどうかも危ういし、建築に全く関係ない人が書いてることの方が多いから参考にはしないで欲しい。
だから詳細は就職してる人に聞くなり、インターンに行くなりして自分の手で情報をゲットすることをおすすめする。でもザックリとした予備情報はここで話して置くね。
まず組織設計事務事務所のお金関係。
給料は全体的に新卒で23万~28万の間な感じ。学部卒と院卒で変わるけどその範囲内に収まってると思う。だから年収は約250〜300万+ボーナスって所かな。実際にその後どのように給料が上がるかは不明な所も多いけど、余裕で暮らせる。
ただ、組織設計事務所の場合はマジで事務所によって業務の忙しさが段違いに違うみたい。だから基本給よりも残業代がしっかり貰えるかどうかが問題なのでその辺はしっかり先輩なりなんなりを使って調べて置くこと。もちろん設計に行きたいわけだからその辺は招致の上だと思うけどね。
ただ設計はやりたいけど、ブラックは嫌ならその会社のメイン事業が設計でない設計部を狙うのもいいかも、最大手だとNTTとかは大本が情報系の会社だから純粋な建築設計よりはブラックに対する当然感が少ない気がする。ただこれに関してはしばたまる個人の見解なのでSNSでも大学のつてでも、使って一度働いてる人にアポを取って実情を聞いてみて。
組織設計事務所を狙うならポートフォリオ作りが重要?
次によく組織設計事務所に入るならまずはポートフォリオ作りから!!って多くの人は言うし、ぼくもポーフォリ作りが重要なのはわかるけど少し違う。
作品作りが最重要。
まずね。各事務所で建ててる建築の傾向が全然違くて、入りたい事務所に合わせて作品を揃えるのは重要。というかコンペで賞を取りまくれる人以外は2年3年がかりで作品のジャンルを事務所に合わせるくらいしないと大手の設計部なんて入れないと思う。
例えば、最大手の日建設計とNTTファシリティーズを見比べてみると分かりやすい。
日建設計はどの建築も秀逸だし、建築自体に新規性があるし、それが視覚的にも分かりやすい。めっちゃ平たく言えば、洗練されてるけど斬新な建築が多い。けど、NTTファシリティーズの建築はパッと見視覚的には日建設計と比べたら斬新とはいいがたい。でもエネルギーとか自社の技術のノウハウを使った建築ジャンルだけではない部分に強い魅力があるものが多い。まぁ自社グループの建築が多いのもそうだけど。
つまりは事務所によって強みも設計してるジャンルも全然違う。
だから、ポートフォリオを就職したい事務所に合わせてカスタマイズするより、自分の入りたい事務所に合わせて作る作品のジャンルを考えないとダメ。ビルばっかり作ってる事務所に住宅ばっかのポートフォリオを持って行っても意味がないからね。
でも逆に個人作品が全てビルだったら衝撃的なくらいインパクトを与えることが出来る。そこには賞歴とかを超越した迫力があるはず。そんで面接の時にこの事務所のビルがめっちゃ好きでここで設計したいとアピールしてほしい。
たぶん大学3年生を終わる頃には自分が器用にどのコンペでも賞を取れるタイプかどうかってわかるから、もし器用にコンペで賞を取れないって確信した時点で事務所の特徴を分析して逆算的に作品を作っていく努力は重要。
ちなみにこれが結構出来てない人が多くて、多くの人がコンペで賞を取ってる数で勝負しようと思ってるからね。ほんとにそれこそリスクしかないし、限られた時間の中では結果がでにくいよ。
就活時に知っておきたい組織設計事務所リスト
はい。ここまでで言いたいことは言ったから、あとは自分で1つ1つ調べて建物の傾向やその事務所のアピールポイントを見て欲しい。
そんでもって最高の形で次のステージに進むための準備を今から初めてみてね。
また就職活動を始める上で必要な知識は下の記事にまとめておく。
実は大手組織設計事務所や大手ゼネコンは、就活解禁前に設計職の採用を終わらせてたりする所もあって、その辺りも詳細に書いてる。
お時間があれば読んでみて。
≫建築学科の就職先から就活事情までを6年間在籍したぼくが暴露したい。
最大手組織設計事務所リスト
大手組織設計事務所リスト
中堅建築設計事務所リスト
各事務所の特徴を一部紹介
日建設計
▪代表建築
木材会館、東京スカイツリー、泉ガーデン、東京ミッドタウン、ホキ美術館、カンプ・ノウ、東京ドーム、モード学園スパイラルタワーズ ≫他を見る
まずは日建設計。企画から設計までの実績が国内でトップ。世界でも5本の指に入るほどの超大手組織設計事務所。
スカイツリーやスペインののプロサッカークラブ・バルセロナの本拠地にあるスタジアム「カンプ・ノウ(計画中)」などずごい建物をいっぱい建ててる。
実際、ここに入りたい建築学生は多いと思うけど、めちゃめちゃ設計センスがあって優秀じゃないと難しい。客観的にみて「あっ自分1番できる」って思ったら受けてみてもいいかもしれない。入社してる人のレベルが高すぎて自分の大学でも入れるのかなって悩んでる人もいると思うけど、コンペや自身の活動等で実績を残していればそこまで大学は関係ないかも。というか大学に左右されないほどの実績を持った人しか入れないイメージがあるよ。
NTTフアシリティーズ
▪代表建築
東京国際空港第2ターミナルビル、東京オペラシティ、NTTドコモ代々木ビル、NTT DATA三鷹ビルEAST、近畿大学 ACADEMIC THEATER、大手町フィナンシャルシティ グランキューブ≫CHECK
次にNTTファシリティーズ。日本全国の通信インフラを支える会社で「ICT」「エネルギー」「建築」の分野でトップレベルの技術力を誇ってる。あのNTTの会社なので設計作品にも自社関連の建築が多く、他の会社とは一味違う建築を作るのが特徴。
単純に建築の見た目がどうのこうのではなく、エネルギー・省エネ的な側面での技術的な蓄積が多いからこそできる建物を作ってるイメージがあるかな。なので建築自体は他の会社よりも派手さはないけど、緻密な設計をしっかりできる人やビルなどの通信系を考慮せざるを得ないほどの建築に携わりたいならいいかも。
ぼくはちなみに1dayのインターン選考会に行った時にぼくもグループワークしたんだけど、そこで受かった人はみんな真面目でしっかりものかつ統率力のある人だったので突飛なことをしたい人は求められてない気がする。