建築

【就活】建築卒の就職に関する全てを6年間在籍したぼくが暴露します。

※この記事で分かること

建築学生が就職活動時に知っておくと得する情報。主な就職先から学部卒・院卒での就職先の違い・役に立つ就活サイトまで把握できます。

 

けんちくは。

この度、6年間の建築学生生活を終了させた

しばたまるです。

 

今回は建築卒の就活事情

ぼく自身結局はフリーランスとして独立する選択をしたんだけど、もちろん最初から就職を視野に入れてないワケじゃなくて、

本気で調べたり先輩に話を聞いたりしたもあるし、建築系のさまざまな職種の人からリアルな話を聞く機会も多い。

結局、就職はしなかったし知ってるだけじゃ宝の持ち腐れだなっと思ったからこの度建築卒の就職活動のすべてを記しておこうと思った。

 

そして君がその意志を次いで欲しい。

建築卒が就く主な職種を紹介

まずは建築卒の主な職種から紹介するね。

設計・デザイン職

最初は設計・デザイン職

設計したり、デザインするお仕事。もちろん企業の設計部だけでなく、設計をやっていれば、自然にデザインも学ぶのでどんな業種にも行くことが出来る。今やデザインのない会社なんてないからね。設計・デザイン職に行きたいなら研究室で意匠を選ぶべきだし、在学中にデザインに向き合わないとダメだよ。

構造設計職

次に構造設計職

設計した建築が建つかどうか、また成立するように設計職のアイデアをリアルなデティールに落とし込むお仕事。設計職よりも大手に行きやすいし、アイデアベースの建築を実際のものにしていく作業はやりがいも十分あるのでぼくはかっこいいと思う。構造設計を請け負う事務所もあるし、結構奥が深い。

営業職

次に営業職

そのままだけど営業をするお仕事。正直、建築学科卒という肩書だけで大手の営業とかにはサクッと入れると思う。もちろんしっかり就活すればだけどね。でも最初から営業職を狙う人は学科でも少ないイメージがある。

施工管理(現場監督)

次に施工管理(現場監督)

建築設計において現場の管理などを行う仕事。作られた設計案を現場の大工さんに指示したり何かと中間監理職的な立場でつらいと思う。構造設計や材料系の人の中には施工管理に行く人も多いかも。あとは給料が良いって理由で就職する人も多いかもな。ぼくの学校ではそうだった。

基本給は高いけど、実際は残業代がつかない分が基本給に含まれてたり、早朝から深夜までの仕事だったりと忙しいと思うし、辛くて転職する人も多いから向き不向きがある。

環境職

次に環境職

ちょっとザックリしてる言い方だけど、部屋の照明環境や空調環境や音環境を設計するお仕事。

エコとも関わりが深い職種だし、需要もある。建築の中では福利厚生が安定してる職種な気がする。

公務員

次に建築系公務員

市や県に関する建築を買ったり、基準法に基づいて建てられた建物を審査したり、都市計画を考えたり、する仕事。

福利厚生はもちろん手厚いし、一般の狭き門を潜り抜けて公務員になるよりも建築枠で公務員になる方が簡単。建物を建てる際の住民への説明会とか開いたり、公共施設の安全管理なども仕事のうちだったりする。

建築卒が考える就職先をジャンル別で紹介

次にこれまでに紹介した職種につける就職先を含め、建築学科卒で考えられる就職先をジャンル別で紹介するよ。

もし行きたい職場が決まってなかったり悩んでるならこれを気に選択肢を増やしてこ。

一重に建築卒の就職先と言っても色々あるからね。

ゼネコン・サブコン〔総合建設業〕

■説明

設計から施工までのすべてを請け負う会社。

■代表企業

大林組、大成建設、清水建設、鹿島建設、竹中工務店、長谷工コーポレーション、フジタ、五洋建設、前田建設工業、戸田建設、三井住友建設、西松建設、NIPPO

まずはゼネコン・サブコン(総合建設業)

でっかい建物の設計から施工まで全部1つでこなせる会社。

大手5社だとスーパーゼネコンって言われたりするからその中の会社は聞いたことはあるんじゃないかな。

ゼネコン志望の人はまず上のリストの中から検索して自分が入りたいメーカーを見つけて。

 

※設計職に限ってしか言えないけど、就活するために必要な手順を下の記事にまとめてあるので、ゼネコンの設計部志望の人は読んでね。

≫ゼネコン用の就活法(設計用)

【ゼネコン就活法】建築学生がやるべき準備をランキング形式で紹介 大手・中堅まとめリスト付きども、大学院まで行ったけど結局就職しなかったしばたまるです。 ぼくも大学4年くらいまではバリバリの大手のゼネコン狙いだった。まぁそ...

組織設計事務所

■説明

施工はせず、設計・監理のみ請け負う規模の大きい設計事務所。

■代表企業

日建設計、三菱地所設計、日本設計、久米設計、NTTファシリティーズ

次に組織設計事務所

こちらもでっかい建物を設計する会社。

だけど、ゼネコンほど施工まで全部こなしますよ〜って感じじゃないのが違いかな。

組織設計事務所志望の人はまず上のリストの中から検索して自分が入りたい事務所を見つけて。

 

※設計職に限ってしか言えないけど、就活するために必要な手順を下の記事にまとめてあるので、組織設計事務所の設計部志望の人は読んでね。

≫組織設計事務所用の就活法(設計用)

組織設計事務所への就活法を教えるからランキングなんて見るな!大手・中堅まとめリスト付きども、大学院まで行ったけど結局就職しなかったしばたまるです。 ぼくも大学4年くらいまではバリバリの大手の組織設計事務所の狙いだった...

ハウスメーカー・住宅メーカー

■説明

住宅の設計・施工までを行う会社。

■代表企業

ミサワホーム、積水化学工業、積水ハウス、 三井ホーム、ダイワハウス、パナホーム、住友林業、飯田グループHD、旭化成ホームズ

次にハウスメーカー(住宅メーカー)

お家を作って売ってる会社。

積水ハウスとかダイワハウスとか建築の中で1番聞いたことある企業が多い業界かもしれないね。

ハウスメーカー志望の人はまず上のリストの中から検索して自分が入りたいメーカーを見つけて。

 

※設計職に限ってしか言えないけど、就活するために必要な手順を下の記事にまとめてあるので、ハウスメーカーの設計部志望の人は読んでね。

≫ハウスメーカー用の就活法(設計用)

【ハウスメーカー就活法】建築学生がやるべき準備をランキング形式で紹介 大手企業まとめリスト付きども、この度大学院を卒業するしばたまるです。 ぼくが在籍して数々の知り合いがハウスメーカーの設計部に就職したし、その辺の就活事情に...

アトリエ設計事務所

■説明

個人が経営する設計事務所。

■代表企業

日建設計、三菱地所設計、日本設計、久米設計、NTTファシリティーズ

次にアトリエ設計事務所

これは個人でやってる設計事務所。

設計規模も事務所によって全然違う。でも、何かしらの設計をする会社。

就活の際にアトリエをわざわざリサーチしなくてもいいし、自分が好きだなって発見して入りたいと思えば入ればいいと思う。ほとんど設計職しか募集してないけど、有名どころだと事務職等も募集してるからその辺はリサーチしてみて。

不動産業

■説明

不動産の売買から貸借・管理までを代行したり、仲介したりする事業。

■代表企業

三井不動産、飯田グループホールディングス、三菱地所、住友不動産、東急不動産ホールディングス、野村不動産ホールディングス

次に不動産業

建物を貸し借りを取り扱う会社。

建築出身じゃなくても入れるけど、建築学科卒の方が有利な感じする。これまでに紹介した職種の中で魅力的なものがなかったら探してみてもいいと思うな。

インテリア・内装系

■説明

内装のデザインをしたり、家具をデザインしたりする事業。

■代表企業

丹青社、乃村工藝社

次にインテリア・内装業

空間単位の設計やショールーム的なものを設計したりする会社。

設計事務所ほど設計の規模がでっかくないけど、繊細な空間を作ってる気がする。建物より中身って人は就職先の1つに考えてみるといいよ。

公務員〔市役所・県庁など〕

■説明

市や県に関する建築を買ったり、基準法に基づいて建てられた建物を審査したり、都市計画を考えたりする仕事。

次に公務員(市役所・県庁)

建築職の募集のある市役所や県庁。

これはさっき説明したけど、公共の建物を建てるために建物を買ったり、建物が違法じゃないかをチェックしたり、いろいろする。

フリーランス・起業

■説明

個人でそのまま独立・起業すること。

最後にフリーランス・起業

本来は書く必要がないだけど執筆者であるしばたまるがそうなので書きました。

ぼくの場合はデザインや執筆、写真撮影などをしながら目的に向かって精進してる。結構楽しいし、やりがいはあるけど一人だと辛さもある。

もしそんな選択肢も考えてるならLINE@で相談にのってるから相談内容や今の状態を書いた上で連絡して。

極力真剣に答えるからさ!

»しばたまるのLINE@

学部卒・大学院卒での就職難易度の違い〔意匠系限定〕

次に学部卒と大学院卒での就職難易度の違い

ぼくは設計志望なので設計職に関しては隅々まで分かる。だから他はごめんなさい。

ただこれだけは共通して言えるのはもちろん大学院に行けば、構造・環境・材料・歴史でも大手には行きやすくはなるし、給料も2万くらいあがる。

 

とりあえず大学院へ行くメリットは下の記事に書いてるから。もし大学院へ進もうか迷ってる人は先にこっちを読んでね。

»建築学生は大学院に行くべきか?ガチなリアル話をぶっちぇけます。

 

それではここからは設計限定だけど具体的に学部・大学院卒で就職できる企業の範囲がどのように変化するかを説明していこうと思う。

学部卒から就職事情

まず学部卒はコンペで賞を複数取ってたり、何か特別な活動をしているなど個人的な超スペックを持ってないとゼネコン(大林組、清水建設…)や組織設計事務所(日建設計、日本設計…)などの大手設計部に入るのは難しいし、

インテリア・内装系企業も最大手(丹青社、日建スペース…)は結構な実績がないと難しい。

設計部というくくりで言えば、ハウスメーカーの設計部でればインターンに行き、ポートフォリオを作りこめば大手(積水ハウス、大和ハウス…)だろうと就職は可能だと思う。

だから、学部卒で設計をやりたいってなるとハウスメーカーの設計部がアトリエ設計事務所で修業をするかかな。

 

また設計を勉強してるのであればデザインスキルを持ち合わせてるでしょ。

もし設計じゃなくてもデザインでもいいなら広告・web系の企業(グーグル、電通…)も検討してみるといいとは思う。

建築よりは窓口が大きかったり、万が一落ちても別ジャンルだしいいかってなる。

受かればラッキー。

 

ここでは超有名企業しかだしてないけど、結構広告系やweb系は面白い会社多いし、繊細な設計作業よりもアイデア力を生かしたりしたいならそっちの方合ってる人もいるかも。

また個人的には学部卒ですぐに実績をつけるなら面白そうなベンチャー企業にいってそこの商品やサービスのデザインをディレクションするなんて手も学部卒から速攻で箔をつけたいならありだと思う。

フリーでやってて思うけど、1つでもヒットさせたり、バズらせたりする人はそれだけで仕事はたくさん舞い込む。

院卒よりは相対的に就職可能な範囲が狭い分、自分のスキルと見つめ合って最高の選択をして欲しい。

大学院卒から就職事情

大学院は学部よりは大手の設計事務所や組織設計に行きやすい。でも所属する大学院を卒業した先輩がその企業にいっているかは大きな問題らしくてもし大学院への進学を希望するならその辺を調べて欲しい。

まずそこの大学院の就職の推薦枠として大手のゼネコン・組織設計の設計部があるところだと望ましいかも。

でも、大手の設計部に行くならコンペは欠かせないし、作品制作に関しても計画性をもって気を使わないといけない。

もちろんだせば賞を取れるくらいの優秀な人は別だけどそうじゃないならね。その辺は下の記事にまとめてあるのでゼネコンや組織設計で就職考えてる人は読んで欲しい。

»組織設計事務所への就活法を教えるよ!大手・中堅まとめリスト付き

建築卒の味方になる就職サイト3選

最後に就職活動時には活用したいサイトを紹介する。

結構建築卒の就活でポートフォリオ作りなどには全力なのにこの辺をおろそかにする人多いからちゃんと登録しておくこと。

紹介するのはこの3つ

  • リクナビ
  • マイナビ
  • A-worker

それでは1つ1つ紹介しておくね。

※後回しにするとインターンを含む内々定に繋がるような情報を逃すことにもなりうるからお早めに。

リクナビ

■解説

リクルートが運営する言わずと知れた業界最大の就活サイト。一万社以上の企業が掲載されており、インターンシップの応募可能企業数もNo.1。

» リクナビ

マイナビ

■解説

もう一つの業界最大の就活サイト。学生満足度がNo.1と評価が高い。

» マイナビ

 

たぶん知ってると思うけどリクナビマイナビのこの2つは大抵の企業はここからチェックできるのでこの2つは常にチェックしておいて欲しい。

どちらもハウスメーカーであれ、ゼネコンであれ、組織設計事務所であれしっかり網羅しているのでどっちがいいとかはないよ。

セットで登録して好みな方を使ってね!

» リクナビの公式ホームページへ

» マイナビの公式ホームページへ

A-worker

■解説

建築設計者に特化した求人サイト

» A-worker

次にA-worker

このサイトはなんと建築の設計者に特化した求人サイトで建築設計から構造設計、CADオペレーターなどの職種を確実に募集している企業は明確に分かる。

また自分の情報を登録しておくだけで企業からスカウトが来たりもするので就活時に登録しておいて損はない。

ぼく自身よく就職相談を受けるんだけど、一生懸命就活して結局、設計職に就けなかったって話も結構聞く。

そんな時に大手就活サイトだけだとライバルも多いし、あとでやり直しが聞かない。

就職活動は情報戦だからこういう特化サイトも利用して就活を有利に進めてみてね。

» A-workerの公式ぺージへ

自己分析・強み分析はサクッと終わらせておいて

最後に今就職先や就活情報を調べてるってことはこれから履歴書とか結構かくと思う。そんでもってあれがめっちゃ面倒なんだよ。

自分の強みを書きなさいとか。自分の長所は何ですかみたいなさ。

実はそんな時に客観的に自分の特徴を出してくれるツールもあってこれがすごい評判みたいだからついでに紹介しとく。

それがね。グットポイント診断っていうリクナビNEXTが提供してる自己分析専用サービスなんだけど、20分間、4択の問題に答えるだけで客観的に自分の強みや特徴がどう見えてるかを文章化して教えてくれるの。

もちろん自分で書ければ良いんだけど、就活ってコツみたいなのがあってさ。企業向けに自分の強みを伝えなきゃいけないから1回はやってみて、自分の文章と見比べたり、客観的にデータを参考にするといいよ。

書類選考で落とされるのはめちゃめちゃ嫌だしね。

»グットポイント診断を受ける

 

このグットポイント診断は転職する人は100%と言ってもいいほど使ってるやつでマジで有料級のサービス。わりとこの手の診断ってお金かかるけど、リクナビが転職サイトで展開してサービスだから登録すればタダで利用できる。

リクナビ側は「お前転職じゃないだろ!!」って思うかもしれないけど使えるものは有益でタダだから。みんなにも教えとく。

»【グットポイント診断】引くほど当たる強み診断があるらしくやってみた。

【グットポイント診断】引くほど当たる強み診断があるらしくやってみた。 ✔この記事で分かること✔ 就活・転職に必須の自己分析のやり方 グットポイント診断の内...

おわりに

とりあえずぼくが話せることはこんな感じ。

建築卒の就職って一概には実はくくれなくて、自分の進みたい方向によっても変わってくる。

特に設計・デザインをやると自分たちのできる幅が広すぎてね。デザイナーとかならデザイン会社に入らなくてもお菓子メーカーでお菓子をディレクションしたりデザインすることできるんだもん。

結構デザインに飢えてる会社って多くてそこのでデザインを一挙に引き受けてそのジャンルのデザイナーとして独立するみたいなのも手だなって思う。

就職といっても自分のキャリアプランの1つだし、ぼくみたいに何の戦略もなく独立する人もいる。だからゆっくり考えてなるべく広い視野で考えてみて。

おしまい

 

PS.就活相談などはLINE@で受け付けてます。ぼく自身建築学生だったので少しは力になれると思います。

建築専門のYouTubeもやってるのでぜひ見て下さいね。

■紹介した就活サイトまとめ

リクナビマイナビはどのみち登録すると思うけど建築設計者に特化した求人サイト「A-worker」も忘れずにね!

 

この記事で紹介した以外にも就活で使えるサービスやサイトがあるからそれは下の記事でまとめてるよ。

知っておいて損はないし、ちょうど電車に乗ってYouTubeを見ようとしてるならそのまま読んでね。

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ABOUT ME
しばたまる
設計とブログをする建築学生。牛乳とコロッケが好きです。