けんちくは、大学院まで行ったけど結局就職しなかったしばたまるです。
ぼくも大学4年くらいまではバリバリの大手のゼネコン狙いだった。まぁそれが徐々にそれていって結局はフリー。悪く言えばニートになってこうして記事を書いている。
でもね。ゼネコンに就活するために色んな情報も集めたし、実際にぼくの友人や先輩も何人かは今から紹介するゼネコンの設計部に入社しててその話もめちゃめちゃ聞いたからここにこっそり書いておくね。
あといちいちゼネコンの名前を検索して調べるのもめんどくさいとと思うから最後にHPリンクもまとめといたよ。ぼくの変わりに入社してくれ。
目次
ゼネコンの就活で建築学生がやるべき準備をランキング形式で紹介
ということで建築学生がゼネコンに入る際に必要な準備を重要度ランキング順に紹介する。絶対こう!ってわけじゃないけど実際に入社してる人はこれが出来てるなって思うから、できることから初めてみて。
重要度1位 作品作り
まずは作品作り。
コンペに出すも良し、自分で好きなテーマで作るも良し。とにかく作品を作って欲しい…と言いたい所だけど、最初から入りたい会社がハッキリしてるなら戦略的に作品制作をする必要がある。
実際にこれが出来てると出来てないとでは入社できるかどうかが大きく違うから良く聞いてね。
1つにゼネコンと言っても全然設計してる建築のキャラクターが違ったりする。まぁアトリエや組織設計ほど違うかって言ったら別だけど、それぞれに個性があるのは間違いないの。そんでもって採用もその会社に合ったテイストや設計が出来る人が入社できるイメージがある。特に大きな企業ほどそんな感じ。
設計部を志望する学生はとにかくコンペコンペコンペコンペとコンペ三昧な日々を歩む人が多いけど、実際コンペで賞をもらえるのって人に握りじゃん。もちろん毎回コンペに勝てるくらい優秀だったら、戦略なんて練らずに自分の作品をコンペにぶつければ言いわけなんだけど、そうじゃないならコンペをやってただ1つの作品を増やすよりはその会社の設計した建築を同じテーマで再度設計してみるとか、その会社がダムをめっちゃ作ってるんなら新しいダムを設計して模型ごと持ってくとかしないとダメだと思う。
ほんとに多くの学生がコンペの賞歴だけで競おうととりあえず大きいコンペに出して結局負けて就職する際に差別化されないポートフォリオが出来上っている姿を何個も見てきたので本気でゼネコンに入社したいそのくらいした方がいい。
大学3年が終わるくらいになれば、大体自分が割と設計が得意で賞を取れるくらいの力がありそうかどうかが実感できると思うから、ちょっとでも「賞は厳しいかも」と思ったら、戦略的に就活で使える作品を増やそう。
重要度2位 インターン
次にインターン。
これは入社したいならほぼ100%行きたい所。なんか就活解禁時期とか国で設定されてるけど、実際はインターンとかに行ってる人はスパッと就職決まってたりするしね。インターンは第ゼロ時選考くらいに思って本気で臨んだ方がいい。そこで設計部の人と顔見知りになっておけば就活に有利になるしね。でもインターンも全員がいけるわけじゃなくてポートフォリオによる選考があったりするから、さっき言った作品作りで会社にインパクトを与えれるものを作っておくことが最重要だね。バッチリ媚びうってこい!!
重要度3位 ポートフォリオ制作
最後にポートフォリオ制作。
これは設計部に入社するなら履歴書代りみたいなもんだからね。作品が最重要だけど、見せ方は考えなきゃいけない。あと卒制終わったら直ぐ就活用のポートフォリオを作りはじめないと夏前にはインターン選考用のポートフォリオ提出時期とかがやってくるからうかうかしてると時間をかけてないただの余白があるだけのポートフォリオになる可能性があるので余裕をもって作り始めてね。
ポートフォリオの中でも、一人に見せれるようのA3タイプや、見てくれる人に配って見せる用のA4タイプ。面接で説明しながら見せるようのA1ボードタイプなど色々あるから、就活のシチュエーションに合わせてレイアウトを変えれるように準備する方がいいと思うよ。
できればOB訪問でコネクションを作る
はい。ここまでで3つゼネコンに入社するために準備して欲しいことをまとめたけど、出来ればこれもやって欲しい。
それがOB訪問。
インターンは会社に行って実際に仕事するものだし、その時に自分だけじゃなくてライバルも何人かくる。だけどOB訪問はサシで会える。
だいたいそういう時にこそ自分にいい情報を持ってきてくれたりしてくれるし、絶対やっておいて損はない。
戦略的に就活をしてる人は必ずやってるし、いくら自分の作品が魅力的でもね落ちる時は落ちるから先輩でもSNSでも友達経由でもいいからやろう!OB訪問!
就活時に知っておきたいゼネコンリスト
就活って面倒だけど、やるならしっかりやった方がいい。
ぼくの周りにも就活時期が遅れて、最初はゼネコン志望だったのにアトリエ行く!!って意気込んでる人よく見るしね。マジでそうなるんじゃないぞ。
それでは最後に就活の際に抑えておきたいゼネコンリストを乗せておくね。
1つ1つ調べて自分の合いそうなゼネコンを見つけておくれ。そんでもって最高の形で次のステージに進むための準備を初めて欲しい。
また就職活動を始める上で必要な知識も下の記事にまとめておく。
実は大手組織設計事務所や大手ゼネコンは、就活解禁前に設計職の採用を終わらせてたりする所もあって、その辺りも詳細に書いてる。
お時間があれば読んでみて。
≫建築学科の就職先から就活事情までを6年間在籍したぼくが暴露したい。