建築

建築学科を受験する高校生へ。大学の評判やおすすめなんて調べるな!

※この記事で分かること

建築学科を受験する際に知っておきたい失敗しない大学の選び方について。

 

けんちくは。しばたまるです。

今回は建築学科を受験する高校生に対するメッセージ。あまりにもネットに溢れる建築学科の情報が間違ってるから書くことにした。

ぼく自身、先月(2013年~2019年3月)までの6年間。大学・大学院と建築学生生活を送ったし、今ある建築学科の情報の中で一番正確自信はある。だから3分だけはこの話を聞いて。後悔はさせないから。

建築士の資格を取りやすい大学や建築家になりやすい大学など存在しない。

そもそも「建築 大学」とかで検索すると一級建築士に合格しやすい大学とか建築家になりやすい大学とか、色んな大学一覧が出てくるけどあれは全部嘘…とまでは言わないけど完全に間違い。

そんなものは存在しない。

そもそも大学の授業は各大学に所属する教授が行うもの。だからその教授の専門分野を授業で教えるのがほとんどで、先生によっては自分の書いた本を元に授業する人もいるし、一般的に必要だと思われる知識をしっかり教えてくれる人もいる。

だから大学内のどの教授が授業をするかによっても内容は全然違う。

つまり大学単位で資格に有利な学習ができる学校なんて判断できないし、資格を取りやすい学校なんてものは存在しない。というか資格を取るためにカリキュラムは組まれてない。

 

また建築家になりやすい大学も存在しない。

というかどんな建築家になりたいか、何を極めたいかによって選択肢にいれる大学は違ってくると思う。

世の中で建築家として活躍してる人を見れば分かるけど、

木を交差させてデザインするのが得意な人もいれば。

曲線をうまく使って植物みたいな建築を設計する人もいる。設計の仕方は有名な建築家でも一人一人違うし、何かを極めた人じゃないと成功してない。

だから建築家になりたいだけじゃなく「建築家としてどうなりたいか、何を設計したいか、どんな活動をしたいか」まで掘り下げないと大学選びは失敗する。

建築学科に所属している大学教授や研究室で選ぶことが大切

じゃあどうやって大学を選べばいいのか。

1番いいのが大学の教授・研究室の活動内容を見て選ぶことだと思う。

 

少しい触れたけど大学の授業ってのは在籍する教授によって全然違う。そして3年生以降、所属することになる教授の研究室によって今後2年間取り組む内容が全く違う。

どのくらい違うかというと歌手になるために和田アキ子に歌を習うか、米津幻師に習うかくらい違う。

 

建築学科は3年生になると、みんな意匠・材料・環境・構造の4つ系統のいずれかから専門に学習する分野を選ぶ。

その中でも将来、設計を仕事にしたい人は意匠系つまり、設計やデザインを専門にしている教授のいる研究室に所属することになるわけ。

そしてその意匠系の研究室でも教授によってやることは随分違う。

 

実際にぼくの通った大学の教授も歴史的な町屋や土着的なことをメインに取り扱う人もいれば、家具とか子供が関わる空間をメインに扱ってる人もいて、またまた公共施設とか大きい建築を扱ってる人もいた。

実際に大学の中でももっとも濃く建築を勉強する期間を同じ設計でも、家具をやるか、公共施設をやるか、町屋をやりかで全然内容が違うし、

大学を卒業する頃になるとやっぱり土着的なことや歴史のある建築をメインに二年間取り組んでた人はそういった方向を取り扱う就職先には強いし、また公共施設をやっていれば大きい建築を取り扱う設計事務所を希望する人も多い。

逆に友人の中には宇宙建築が勉強したかったのに大学でやれる研究室がなくて3年生のタイミングで別の大学に編入したやつもいた。

つまり、大学名よりも大学に在籍するどの教授の研究室に入りたいかが一番人生を左右することになると思う。そしてそれを考えないで大学を選ぶと偏差値の高い優秀な大学に入ってもやりたいことがなかったりする場合もある。

 

就職もその大学の中で変わってくる。

 

【体験談】建築学科ってどういうとこ?

最後に建築学科の学習面・恋愛面・日常面を動画で語ってみたので、建築学科ってどんなとこかな?って人は聞いてみて。

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おわりに

ただ優秀な大学には活躍してる建築家が集まってることはあながち嘘ではない。実際に東京大学には隈健吾がいるし、まぁ嘘ではない。

でも、みんながみんな偏差値の高い大学に行けるわけじゃないじゃん。ぼく自身超偏差値低いしさ。大学を基準に考えるとどうしようもないわけよ。

だから、自分が入れそうな大学をリスト化した後には1つ1つの大学に在籍する教授。とくに設計をやりたいなら意匠・計画系の教授をチェックして研究内容や実際にどんな建物を建てているかを調べることが重要。

その工程を行えば、建築の設計をやりたいと思って大学入る君が大学選びで失敗することはない。

運がいいことに今はTwitterとかInstagramもあるし、大学の研究室が開放される日もある。だから入りたい大学が決まったら大学の教室や食堂を見てる時間とは別に研究室を覗いてみて、「高校生なんですけど、どんな研究室があるか紹介してもらえませんか?」っていえば大抵の学生は紹介してくれるよ。

てことで受験がんばって、またどこかで会おう!

おしまい

ABOUT ME
しばたまる
設計とブログをする建築学生。牛乳とコロッケが好きです。