建築学生

建築業界でVRの可能性に気づいてない人に聞いて欲しい3つの話

ぼくは怒っている。

なぜか、建築の人ってVRは自分とは関係ないって思っている人が多すぎる。

こんにちは。しばたまるです。

今回は建築関係者に向けてVRの可能性はただの実空間を再現するだけのツールじゃないぞ!!というお話をしたい。

・建築とVRにはどんな可能性があるの?

というあなたの疑問に答えるからぜひ聞いていってね!

建築業界でVRの可能性に気づいてない人に聞いて欲しい話3選

ということでお話するトピックはこちら。

  • プレゼンレーションツールとして利用は始まっている
  • 現実空間と仮想空間の錯覚を活かした研究がヤバい
  • 建築家がVR空間を設計する日も近い

それでは1つ1つお話していきますね。

プレゼンレーションツールとして利用は始まっている

まず建築へのVRの利用として1番期待されており、実際に利用され始めているのが施主へのプレゼンテーションツールとしての利用です。

おそらく、この話が1番想像しやすいのではないでしょうか。

今では誰でもモデリングしたデータをUnity(ソフト)に取り込んで軽くプログラムを組むだけで自分だけのVRシュミレーションツールが作れますし、実際に住宅メーカーだったり、不動産業界では内観を見学するためのツールとして利用されていたりします。

建築分野でのVR研究はいかに実空間で抱く印象と近い印象を仮想空間で与えるか。つまり「空間の再現性」に焦点が当てられていることもあり、これから常識になるくらい広まることは間違いないと思います。

また、建設現場とかって毎年事故が絶えないじゃないですか。なので建設現場作業員の研修等で実際の作業現場をVRで再現して事故防止のために利用してたりもするんですよ。

現実空間と仮想空間の錯覚を活かした研究がヤバい

また、最近の研究では人間の錯覚を利用して現実と仮想空間で体感する空間の広さや形態を変える研究もされています。

「???」って感じだと思いますが、まぁ聞いて下さい。

上の動画は東京大学院の廣瀬・谷川・鳴海研究室とUnityの研究チームが開発している「Unlimited Corridor(無限回廊)」という作品でリダイレクテッド・ウォーキングという技術が用いられているもの。ざっくり説明すると永遠と仮想空間をまっすぐ歩いているのに実際はぐるぐると半径2.5m?の円を回っているだけという作品です。

人間の空間知覚の錯覚作用を利用したものなんですけど、これがヤバい。

人間って実は目をつぶったら中々まっすぐ歩けないじゃないですか。この無限回廊はVRで直進させている映像を見せながら、実際には円の空間を壁に手をつたいながらぐるぐる回っていることに体感上気づかないというものなんですけど、想像してみて欲しいんですよ。

これを利用すれば、限られたスペースで、とんでもなく広い仮想空間を体感できるし、もっと深掘りすれば、現実では会議室。仮想空間では美術館のように全く違う用途を与えることもできるかもしれません。

このように実空間と仮想空間の空間性を人間の錯覚作用を利用して別のものに変えてしまう研究がされている今。VRはただの空間再現のためだけのツールとは思えませんよね。

VRも1つのコミュニケーションの場。建築家が空間として設計する日も近い

そして極めつけはVR空間が時間を共有することを目的としたソーシャルなコミュニティの場として利用されて始めていることです。

アバターを操作してその空間を走りまわったり、単純な交流や他のユーザーとの時間の共有を目的としたものが増えているんですよ。

実際にVR空間内のディスプレイに動画を流して鑑賞会をしていたり、フラッと出会った人と会話をしたり、まるで現実で行われているコミュニケーションと同じなんです。上の動画では実際にVR空間でユーザーが交流している様子が見られるのでチェックしてみて下さい。

どうですか?このように現実同様1つの空間として仮想空間を楽しむ人たちが増えて来てるんですよ。建築家が仮想空間を設計したり、仮想空間内での交流が日常になる時代も近づいている予感がしませんか?

「いやいや…まだまだこの画質じゃ…」と思う人もいるかも知れませんが、10年前のあの折り畳みすらできない携帯の時代からすれば、今のスマホも想像を絶するキレイさじゃないですか。

おそらく、10年か20年経てば、映画アバターのクオリティの世界を仮想の自分として体験できるようになるかもしれません。

おわりに

ほらほら。VRが少し身近に感じて来たでしょ!

というか、もうただのツールには感じないはず。

もっと人々がVRを利用して1つのコミュニティというか場所として仮想空間を利用するようになれば、実空間の設計だけじゃなく、仮想空間の設計も建築家のお仕事として認知されるようになるんじゃないかなって思うんですよね。これまで実空間で誰よりも人の過ごし方の研究してきたんだもん。きっとそうなる。

おしまい

 

PS.ご質問あればLINE@で受け付けてます。ぼく自身建築学生だったので少しは力になれると思います。

建築専門のYouTubeもやってるのでぜひ見て下さいね。

 

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